成功事例

写真:株式会社エムズファクトリー 森岡 寛 様と訪問しない財務コンサル

訪問しない財務コンサルの株式会社エムズファクトリー  森岡 寛 社長 様

株式会社エムズファクトリーの森岡氏はユニークな財務コンサルタントだ。
というのも複数のITツールを組合せ、業界初の「WEB財務ドットコム」という訪問しない
財務コンサルティングサービスを開発・運営している。財務という機密性の高い情報を
やり取りし、円滑なコミュニケーションを保ち、低価格で販売できるその訳を詳しく伺った。

動画:訪問しない財務コンサルの株式会社エムズファクトリー  森岡 寛 社長のお言葉

第1部 ITで「訪問しないコンサル」生まれる

エムズファクトリーと会社の課題について

エムズファクトリーは何の会社ですか?

中小企業の財務コンサルティングをしています。月額10万円で顧問契約し、月1回会社を訪問してコンサルティングをおこないます。

訪問サービスは何社と取引できますか?

20社が上限です。当社は社員3人の会社で、専門家は私1人です。訪問だと20社が限界です。しかし、もっと多くの企業様に財務コンサルサービスを知ってほしいと思っていました。

なぜ多くの企業に知ってほしかったのですか?

月額10万円だと取引は年商1億円以上の会社に限られてきます。しかし、企業は年商が1億円を超えそうな時に資金面の悩みが出やすいのです。また経営者はお金の相談をできる相手がいないことも多い。そこで彼らの役に立てる低価格のサービスを模索していました。

低価格のサービスとは「WEB財務ドットコム」ですね?

はい。訪問コンサルは私の拘束時間が最大のコストです。低価格にするために、「訪問しないこと」、価格は士業の相場の月額3~5万円で提供することを決めて商品開発を進めました。

訪問しないコンサルティングサービスとは?

「WEB財務ドットコム」の概要を教えてください。

基本は、お客様から送られた財務データをもとに財務分析資料を作り、改善アドバイスをするサービスです。また、会計ソフトの操作指導もおこないます。訪問はせず、全てITツールでやりとりがおこなわれます。

まずお客様から財務データをメールで送信してもらいます。データをもとに、財務分析資料を作ります。資料は、マインドマネージャー※1や表計算ソフト※2で作ります。できた資料はメール※3でお客様に送ります。

続いて、改善案を伝えたり、質疑応答をSkypeチャット※4で答えます。また、会計ソフトの操作指導はカムタジアスタジオ※5というソフトで手順を録画し、動画で閲覧学習してもらいます。すぐに解決したい操作がある場合は、顧客のパソコンに一時的にログイン・操作できるチームビューアー※6を使います。

ツールを組み合わせることで、訪問しなくても必要なデータのやり取りができ、円滑なコミュニケーションが取れます。

  1. ※1 マインドマネージャー。情報やアイデアをまとめるのに最適なソフト。詳しくはこちら
  2. ※2 Google Appsのスプレッドシート。機能はエクセルと同じで、エクセルでも開くことができる。
    詳しくはこちら
  3. ※3 Gmail。詳しくはこちら
  4. ※4 チャットと呼ばれる文字による会話サービス。詳しくはこちら
  5. ※5 カムタジアスタジオというパソコン画面を録画できるソフトで録画する。操作が極めて簡単で自分で操作しながらマイクで説明を吹き込むだけ。詳しくはこちら
  6. ※6 PC遠隔操作ツール。カスタマーサポートに利用できる。双方の同意がある場合にログインできるので安全。

「WEB財務ドットコム」が会社にもたらした効果

新サービスは何件の新規顧客に対応できますか?

最大50件です。1件月額3万円~なので、50件では毎月150万円の売上アップになります。ITツールは業務にかかる時間も削減してくれるので、これまでと同じ人数で新たに50件のお客様に対応できるようになりました。

ITツールが業務にかかる時間を削減するとは?

例えば、会計ソフトの操作を説明する場合。アナログでは担当者が変わったり、1度聞いた事を忘れた時はもう1度説明するのが当たり前でした。相手のパソコン画面が見えないので、画面を想像しながら説明するには30分~1時間かかりました。

一方ITツールを使うと5分で説明が終わります。カムタジアスタジオでパソコン画面を録画し操作方法を1度だけ伝えれば完了です。またはチームビューアーで、相手のパソコンを遠隔操作すればいいのです。
1回の手間が20~50分も減り、1か月、全クライアントでは数十時間分も削減できました。

ITだけで円滑なコミュニケーションができるのか?「WEB財務ドットコム」のお客様に伺った

「WEB財務ドットコム」をどう活用していますか?

私の会社は映像制作業で、スタッフは10名です。森岡さんには財務全般と、映像機材購入などでお金がかかる時にアドバイスをもらっています。

どんな方法で相談をしていますか?

Skypeチャットで質問しています。私は外出が多いので、質問したい時にノートパソコンでどこからでも質問しておけるSkypeチャットは便利です。

面談や電話でなくても詳しい相談ができますか?

財務データを共有しているので、物品購入の時も利益に見合った投資か的確にアドバイスいただいています。空いている時間に返事がもらえるので、小さな相談も気軽にできてかえって助かっています。また、会計ソフトの操作が分からない時は、遠隔操作でレクチャーしてもらえるので、すぐに解決します。気軽に十分な相談ができるので私は安心して職務に励めます。

写真(1)
薮本さんは外出前に相談をチャットで伝えておく。

写真(2)
森岡さんは作業の合間にSkypeチャットで機材投資の相談に回答を返す。

会社の財務にとってITを活用する事とは

ITは会社の財務をどのように助けてくれますか?

3つあります。
1つ目はコストを大幅に削減します。物品購入では、今まで50万円かけている物が10万円で済むことはよくあります。またSkypeチャットやTV会議を使えば出張費、訪問コスト、電話の通話料も不要です。

2つ目は?

生産性を上げます。私自身は、できる作業が1.5倍になったと感じています。
特に効果があるのはマインドマネージャーです。
また私の顧客は、セキュリティソフトが重く経理作業が進まないという悩みをよく聞きます。その場合はイーセットスマートセキュリティ※7を勧めています。体験版で試し「早くて快適になった」と喜ばれます。パソコンの処理待ちの時間も人件費がかかっています。

※7 イーセットスマートセキュリティは検出率が高くPC操作が重くならないセキュリティソフト。
詳しくはこちら

3つ目は?

ITは使えば使うほど会社の財務が改善されます。2~3人の会社でも、毎月30~50万円程削減できる可能性があります。また仕事柄、顧客の固定費や変動費の内訳を見ます。通常のコンサルに加え「このITツールを使えばA費用が○○万円削減できます。」と具体的な提案をしています。顧客はとても喜んでくださいます。この提案は私自身の付加価値にもなっているのです。

ITツールはどのような目的で使えるのか?

ITツールはどのような目的で使えると思いますか?

1つ目は、コミュニケーションを円滑にします。電話では1:1の会話ですが、Skypeグループチャットなら情報共有すべき必要な人数をチャットでやり取りができます。
つまり、業務に関わる人全てに同時に同じ情報が伝わります。履歴も残ります。内容を忘れても見直せばいいのです。再度問い合わせるストレスもありません。2度手間の全くない快適なコミュニケーションを始めてください。

2つ目は?

会社の可能性を広げます。私は、アナログでは不可能な訪問しないコンサルティングを作れました。これは革命的なことです。工夫して新規事業のネタにしてください。

3つ目は?

自分に付加価値が付きます。そもそもITツールは生産性を上げ、コストを下げてくれます。私は便利なツールに詳しいので、顧客から「こんな時どうすればいいの?」と相談されるようになりました。
また士業の先生にITについてレクチャーもしています。なぜこのニーズがあるかというと、彼らは2~3人で運営しているので、業務が効率化されて助かるからです。さらに利益アップやコスト削減の提案ができるとなると、自分の強みになります。このように、作業量は減らし、自分の付加価値を上げ、売上や新規顧客を増やすためにITを使ってください。